2018.11.05

住職備忘録

古文書整理のシステムが動き出す

平成23年過ぎであったか? お寺の古文書や書類の綴りが境内山中の倉庫に山積されていた。実は40年位前に亡父と共に倉庫に運び入れた書類でありました。手紙や記録、公文書、日記、新聞切り抜き、写真色々です。亡父と運び入れた古い書類を、平成24年3月瑜祇塔起工式典のため別の場所に移動させ、それを数年前から少しずつ、旧プレハブ事務所を編纂室とし史料を再度集積し始めていました。ただ膨大な量の史料で中には大切な原本もあり直ぐに見つける事が出来ないと不安になるような場合も想定され、昨年から色々と要望を出しながら「史料整理システム」を構築し始めてやっと実働が開始されました。

 史料は歴史であり当時の当事者には真剣だった様子は、現在の私には関心も沸かない物もあり、他方あまり見たくもない物もあります。逆にこれは一等史料かな思うものや原本紛失「絶対不可」の物も色々です。ただ集めて並べても検索が出来なければ意味もないし、原本へ容易にたどり着けることは絶対条件です。色々な図書館やお寺に努める人たちの知恵も頂きましたが、結局のところ取り扱いが容易で、検索が単純・明快で容易に原本到達できるシステムが実走され始めました。山登りの道具は揃えましたのでこれからいつ終わるか分からない山登りを開始するところです。お寺には倉庫が幾つかあり、昨日も道具を取りに行くと段ボール内に古い書類が入っていました。身近には私の机の周りにもバインダーに挟まった書類が有ります。

 コツコツと老人へ老人らしき道のりが開けたような気がします。

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