2019.04.04
住職備忘録
春は色々です
今現在、高徳院の境内は春の花々の鮮やかな彩りで明るく爽やかで、キリリとした寒さにマッチしています。令和年間を来月迎えます。工事の遅延で平成の本坊大改修から令和の大改修に名称が替わる事になると思います。宮大工さんも銅葺き屋根師の方もここ7年ほどのお付き合いですが一流の技術をお持ちの方であり全く、私にとってこれ以上の方にお寺を改修頂けることは末代の名誉な事であります。
下の写真は今月のお寺の様子です。チューリップが今シーズン最後の一花を咲かせて頂いています。植えて眺めるまでに我慢をしましたが咲く時にはキチンと咲いてくれて本当にうれしかったです。
なかなか進まない工事です。でも仕上がりは綺麗と思います。
棟の銅板も拝みの部分も銅葺きは進んでいませんが・・・
木材の下地と銅葺きを施した部分
小玄関の蓑甲(みのこ)を施した技術のいる銅葺き現況
銅は雨と大気により仮設屋根が外れると黒ずみ、経年で緑青がふいてきます。
屋根が軽くなったぶん建物は負担が少なくなったんでしょうか?
本坊 大玄関の蓑甲の途中工事の様子。足場が無いので工事もできないのでしょうね。
大屋根の下の下屋(げや)と言う部分の木工事の様子。
宮大工さんの技量が光ります。