2020.03.24

住職備忘録

ひと息を 入れて見下ろす のぼり坂

高徳院の持仏堂は伊勢湾台風で大変な打撃を受け大変に疲弊をしていました。何とか明るく伝統と威厳に満ちた持仏堂再興を相当に工夫を重ねておりました。今朝の持仏堂は明るく私には別のお寺にて朝のお経をあげているようでした。

お寺で採れた筍を弥勒菩薩様へお供えをして衆生済度の誓願を重ねてお祈りいたしました。

  3月21日は故藤田啓介先生のご生誕日でありました。今は藤田医科大学と改称をしましたが開設の頃は名古屋保健衛生大学と言って「保健」「衛生」と言う名称が私には不思議でした。今般のコロナウイルスへの防疫や健康生活のためには「保健教育、手指消毒、感染予防のための公衆衛生観念向上」が50年以上の前から藤田先生がお説きになられた「保健衛生」が医学の肝心であっただろうと事を私は気づき、先生のお墓へ参詣を思い立ち4/22夕刻、四国の墓参を済ませました。お医者は病気を治すことも大切な事柄であるとともに、保健衛生の向上が不可欠と今頃私は気が付きました。

  四国墓参後、松山の司馬遼太郎氏の「坂の上の雲ミュージアム」を思い出して翌日、午前中に尋ねる事ができました。正岡子規の「松山や秋より高き天守閣」市電が走る松山市内に聳える松山城、坂の上雲ミュージアムに近づくにつれ本当に「秋より高き天守閣」は見事と思いました。昭和39年東京オリンピック国立競技場の青空は「秋より高き聖火台」・・残念オリンピックと呟きながら西条市のお医者様へ受診をして鳴門に宿泊しました。

夏目漱石も松山、団子と珈琲。大変に思い出深かったです。 

  故藤田先生墓参に伺う時に線香蝋燭を献じて欲しい方よりの燈明香華が届けられていました。私は既に四国で帰路途中で、近時に西条市を再訪予定を告げて高野山を参詣後に帰寺しました。3/24霊前にお供えを行い供養いたしました。下の写真は高徳院にて

 

 

 

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