2022.03.13

住職備忘録

春宵一刻 値千金 夕刻の高徳院

私はこのコロナ自粛期間の間で気分は悪く一日も快活な日は無かったです。深く気分は落ち込み就床したり起きたりを繰り返しで今でもよく似た気分です。快活そうに見えても体は疲れ切っており目も落ちて元気は出てきませんでした。ただ、令和2年からの今も緩和されたとはいえ、お寺と言う集う場所に誰も参詣できない寂しさはありました。お盆をどうしよう?お彼岸をどうしようと案じるばかりで、打開策は私の思いついたYouTubeや伝統行事へのネット参加を促す方向へご案内をさせて頂い所「さすが住職」とかお声を頂きました。その感に色々な方のお引き立てを頂いて、身も心も病的に憔悴しきっている中でも、後ろから蹴飛ばされて何とか涅槃会寸前と、数日後の春彼岸にまで至りました。

 

 この間、春の雪が夜空からサラサラと振っていました。今年の雪もこれが最後かな? イルカのなごり雪を口ずさみながら、過ぎてしまった歳月を照れもせずに思い出していました。軽く積もる境内の雪の風景は子供の頃の昔のままの思い出。一期一会の軽い雪。雪は本堂の真新しい縁床や境内にも降り積もり過ぎ去りた取り返しのつかない日々を思い出させてくれました。

 

 

新書院から眺める早朝の本堂付近 床の照明を九度山慈尊院副住職さまに

教えて頂き明るくさせました。良かったです。

何となく春宵一刻 値千金な感じがするのは私だかな?

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