2018.09.20

住職備忘録

仁王像が修復して入仏完了しました

 

今年5月より高徳院仁王像は修復されて戻ってまいりました。富山県の彫刻の街、井波町より斎藤仏師により一対の仁王像は青森ヒバ材にて東大寺仁王像を原型として3年の歳月を経て平成2年4月高徳院へ参りました。藤田保健衛生大学創立者藤田啓介先生による除幕を経て入仏したのでした。高徳院山門への仁王像のスケールは2.7m程度の高さが相応と宮大工さん、仏師様にご指導を得て彫進みましたが実際に拝見した時はとても大きな仏像であり、材料となる青森ヒバも寄木造りのため彫刻される2/3は木屑となりました。当然に寄木は風にさらされ強いに日差しにも、寒暖の差異にも耐えてきたと思いますが、28年の歳月が再度、仁王像の修復を求め、私も100年以上の歳月を考慮して修復を思い立ちました。本来ですと富山県井波町での修復を希望していましたが斎藤仏師は一昨年ご他界をされ他のご縁有る京都仏具店からの修復となりました。若い仏師の方々は一生懸命、誠心誠意に修復を行って下さって今回の入仏となりました。最新樹脂の充填や色合わせ、原型を損なわない回復に情熱を傾けて頂いたのは、仏師作業所へ通い詰めていた私が一番よく承知をしております。昨日も「大変でしたし良い勉強が出来ました、良く出来上がったと思います」と仏師さんたちが言われるので「良かったです」と私も素直に感想を述べました。もうすぐしたら秋彼岸です。10月は色々な行事や予定がありますが、神仏に護られて毎日を過ごそうと思います。

[caption id="attachment_774" align="aligncenter" width="800"] 白布に包まれて静かに山門裏に横付けされました[/caption]

[caption id="attachment_777" align="aligncenter" width="800"] 阿(あ)形の仁王像さまが仏師様方の手を経て安置されます[/caption]

[caption id="attachment_773" align="aligncenter" width="600"] 吽(うん)形の仁王像[/caption]

[caption id="attachment_775" align="aligncenter" width="1200"] 細かな天衣(てんね)や独鈷(どっこ)、種々の仏具も丁寧に取り付けを待ちます。[/caption]

[caption id="attachment_772" align="aligncenter" width="900"] 天衣や金剛棒を持されて新たになった仁王像[/caption]

[caption id="attachment_771" align="aligncenter" width="1200"] 落ち着きを取り戻しつつある 高徳院山門「金剛生門(こんごうじょうもん)」藤田学園創立者藤田啓介先生より賜りし山門名です。[/caption]

[caption id="attachment_770" align="aligncenter" width="1200"] 夕刻 仏師さん皆さんが帰られて本来の静寂を頂いた 普段の山門になりました[/caption]

 

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