お詣りの帰りであった。別に急ぐわけでもなくいつもの道をゆっくりと走り交通安全には一際注意を何時も払っている私です。緩い勾配の坂道を下って行くと赤信号であり当然に歩道の前で止まりましたが誰も通らない青ランプのみが左右に点滅するのみでした。やがて赤信号に変わり目の前の信号は青となりました。ユルユルと車を進ませると遙か先の信号交差点は赤です。このまま行けば青になるかと思い車を進めると左手には黄色い帽子をかぶった小さな子供が４人と老婆らしき人が左右を見ています。子供は元気良く飛び跳ねている様子です。「あぶないな～」と思いつつ横断歩道も無い場所を横切ろうとしています。

　老婆も二人の黄色い帽子の子供の手を繋いでいます。前方からも車が来ないので私はゆっくりと止まりました。「あれ？」　二人の子供は女の子で白人の子供で飛び跳ねて喜んで私の目の前を過ぎて行き斜めに渡って行きました。老婆？と思っていた方は老婆ではありませんでした。ニカブをまとい背筋の通った麗しき女性でした。目はブルーで鼻は尖っているのでしょうね、高い鼻にニカブが持ち上げられていました。子供達も色白でとても綺麗な子供達ばかりでした。子供の手を引きながら私に会釈をしてくれました。子供にも手を振って私も笑顔で答えました。アーリアンの女性は私にはとても目が綺麗であり、ニカブが必要なのかな？と思いましたが・・ドッキリする美人親子であり老婆ではありませんでした。