2019.07.31
住職備忘録
170.000㎞の車と惜別ドライブ
平成22年購入した車とのお別れが近づいている。この車とは本当にお世話になった思いで一杯であります。冬の高岡市、平和合金さんへ銅製品打合せや鋳込みに何度も雪道を走り、高速道路にまかれた塩化カルシウムをいっぱい拾い上げたのか?ボロボロとなっているらしく下り坂ではガタゴト悲鳴を上げ始めているのを不思議に思っていました。 四国徳島、薬王寺さんへは何度も何度もハンドルを握って繰り返し往復をしました。
薬王寺にて7/30 朝の愛車
南海フェリー、波に揺られて横になっている私を迎えてくれたのも17万キロの車でした。また私は高野山へは20年近く毎月お参りに出かけています。雪の日も台風の日も、正月も早春の日も私を見守り頂いたのは17万キロの車でした。愛車は私の思いとは別に、体の悲鳴を上げていたのでしょうね。他の方からも車の不調を指摘されていましたが大丈夫と自分と同じように思っていました。しかし、・・・錆び付いた車体やマフラーはもう限界らしいです。残念ですがお別れをしなくてはならない時が近づいてきて、今までお世話になった訪問地を二日間かけて色々と写真に収め、それを眺めてその折々を思い出しては自分の行くであろう老後を心配しています。
南海フェリーでの愛車 大切に乗りました
別に新たに車を買い替える予定はなくもう一台の寺有車の下取りに出すだけですが、本当に寂しいです。ピカピカの車とお別れは辛い思いです。