2018.11.29
住職備忘録
先師忌 習礼(しゅらい)の打合せ
来月5日高徳院にて先師忌法会を行います。読みなれない言葉ですのでフリガナを付けますと先師忌(せんじき)法会(ほうえ)となります。実は平成23年5月から先師忌を毎年行う予定を決心しました。この平成23年5月先師忌を終えた私は唐突ですが「瑜祇塔」着工する決心の法会になったと思います。翌月の6月、何度も出かけて目に焼き付けた徳島県日和佐の薬王寺瑜祇塔に再び出かけて決心を意に込めて参詣をしたのも平成23年6月です。
この先師忌以来、憑りつかれた様に平成24年10月28日まで、10年を1年に凝縮する猛烈な時期を過ごしました。先師忌のお陰を以て瑜祇塔も予定通り竣工の幸運を得ました。これは全ての人のご縁と幸運のお陰、全て先祖、お寺の歴代住職の冥助によるもの(先師さんのお陰)と確信を深めており来週その感謝の法会を行う予定です。その法会の実質的実行者の僧侶の打合せを昨夜行いました。毎年5月18日前後が法会執行日としていましたが、新たに法会の衣と袈裟、その他の仏具を10領が間に合いませんでした。加えて秋には悩ましい予定も入り師走と法要執行日も転々としてしまい師走5日の予定となりました。何事も段取り8割で手順や段取り、準備から打合せ通りには行かぬもので遅くまで打合せを行って来週を迎える事になりました。先師さんのお陰で瑜祇塔も建立出来て感謝の思いです。