2020.11.28

住職備忘録

表装された墨蹟

 数年前から、いや10年程前くらいからお寺の史料を色々と整理をしてる。色々な古書の綴りや驚くような物がたくさん出てくるが殆どが備忘としての書類であり、綴った人の思い、また後世の人間によりその価値無価値が岐路に立たされる。とりわけ数カ月前に古書箱の底から出てきた染筆が幾つか出てきた。良い和紙に墨痕鮮やかに染筆されると歳月を飛び越し、書いた方の思いがよみがえる。昨年からであろうか、高野山の表具店に次から次へと襖絵や書を表装をお願いさせて頂いている。虫食いの痕のある書が蘇ってきました。明治44年高徳院にてで染筆され、本坊床の間に本日吊らせて頂いた。酷い虫食いであったが大変に満足をしております。真言宗長者元山科派管長大僧正長宥匡とお読みするのか自信がありません。明治44年冬日於尾張國桶狭間古戦場高徳院蘭者 と書かれているようですが。私には驚きと共にこれから高野山から送られてくる襖絵や掛け軸はお寺の歴史の裏打ちにされて、後世の者への誇りとなれば幸いです。左隣の書は高徳院本尊様「高貴徳王菩薩」と書かれ染筆者は薩摩の将軍奥保鞏大将の染筆。同じく高徳院に所蔵されていた京都仁和寺門跡のお軸は既に高野山で完成している。手元に届く頃には今の書院が改修され広い床の間に掲げられる事となっている。

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