2021.03.05
住職備忘録
新書院の様子が徐々に
久々にアップします。堂宮大工棟梁、銅板葺師の意地と技量が発揮されいます。昨年5月、全てのお寺の予定は中止を決定、思い切って新書院及び本堂渡り廊下の改修を進め現在の様子を見て貰いたい気持ちです。今迄のお参りの方をお迎えする場所が痛み古くなっている事と、一貫して工事を進める事を時が求めているように思い今のお寺をご報告いたします。
3/4昨日高野山加勢田「芳雲堂」様から表装頂いた仁和寺門跡「土岐法龍」猊下染筆。数年前に古書を整理して書庫から発見された門跡様のご染筆。酷い傷み具合でしたが高野山表具師さんの手により生き返りました。
両脇は昭和59年弘法大師御遠忌1.150年記念 長谷寺国宝版木で刷られた曼荼羅。近日中に加勢田「芳雲堂」様で再度表装頂く予定です。
6月頃には高野山座主現猊下、葛西光義猊下染筆の書も表装されお寺に掲げさせて頂く事となります。後世へ伝えるような事をさせて寺宝を気が付かせて頂き護り抜く事が出来る幸せに感謝です。