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-天気予報コム- |
平成24年8月分
非営利斎場「六波羅蜜会堂」の動画です
ご覧下さい。
■8/31 金 晴れ 夏とのお別れ
来月から9月。早いものです。お通夜があり暗い夜道をショボショボと車を運転して帰りました。携帯には嬉しいメール、PCには腹の立つメールとチンプンカンプンの一日でした。今日は備忘録を更新止めとこかなと思いベッドの方角に目を向けるとそこには7月のカレンダーが寂しげに私の方を、何か訴えるように向いていました。明日は二枚、同時にベッド横のカレンダーをめくるのか・・・「忙しかったもんな〜」と思い直し、再度机に向かいHPの更新をしています。
28日の夏仕舞いの時、環境班のある方が「私は住職ファンだ。言われたことを一生懸命にします。だから今日のこの場所は草一本、無いでしょ」と嬉しいことを言って下さった。彼は最愛の方を無くされ何時も私の後の後でご夫婦共に手を合わせて下さっていた。何があっても取り乱しせず、冷静沈着な方であり、また金属の専門知識の深い方であり今回の瑜祇塔のことにも、私に色々とアドバイスを戴いた。そして「住職、銅で正解。アルミでなくて良かった」っと自分のことのように喜んで下さった。私や他の方々とこの暑い夏を一緒に乗り切り、嬉しい言葉をかけて頂きこの夏を終えることが出来ました。私は多くの方々のご縁でここまで来られました。その感謝の気持ちも込めて、明朝カレンダーを二枚、ちぎって初秋を迎えます。世話人さん方が「住職さん、お忙しいでしょうけど『どっか行こ! どっか連れて行って』・・・」とよく言われます。「私、パスポート、取ったばかりよ」とか「九州行こ」とか言われます。カレンダーをあともう数枚、破らないと難しいです。
■8/30 木 晴れ プチ夏休み
29日午前中も引き続き、環境班のお手伝いをしました。お寺の裏山に生える雑木(竹、モミジ、櫻、楠以外)を切り倒して、半分ほどを雑木整理を手伝いました。粉砕機と言う雑木を細かくチップにする巨大な鉛筆削りの様な機械があるのであっと言う間に片づき何事もなかったかのようになります。
実は体の調子が余り良くなく午後からは少し休息をしておりました。午後3時も過ぎた頃、急に温泉に入りたくなり高山へ出かけました。遅くなりましたが温泉に入り、1人静かに夕食を頂き夜風に吹かれて布団に入りました。今日は或る方から教えて頂いた「ひめしゃがの湯」と言う高山市湯谷にある冷泉の露天風呂も尋ねました。お一人600円です。本当に冷たい温?泉です。最初は体を良く洗い暖まってから泥色をした冷泉に入ります。不思議に冷たくなく体がシャントしてきます。一時間ほど入浴して高山を離れ馬瀬峠という峠のそば屋さんでざる蕎麦を食べてパスカル清美で一休み。
ここの場所はせせらぎ街道という名の通りせせらぎ脇にドライブ道路があり、私も好んで通る道です。郡上に抜けて「美濃和紙の里」という和紙の博物館に寄りました。実は水団扇を求めようとしたのですが無かったです。水にこの団扇を浸けて扇ぐと涼しい珍しい団扇です。一本お土産にと思いましたが、入場料500円払って水団扇はありませんには少し怒れました。
夕方、帰寺すると色々とメールが届いておりました。先日、相輪を載せた折に、息子さんが撮影して下さった写真が添付ファイルでありました。私と社長さんが満足して握手をしている時の写真です。笑われるかも知れませんが本当に嬉しかった写真です。大変に良くして下さいました。私の無理を聞き届け立派に相輪を上げて下さった社長さんに、心より感謝申し上げます。有り難うございました。感謝する人ばかりです。
■8/28 火 晴れ 夏仕舞い・・・・お寺の慰労会
今年の夏は長く、私にとっては充実と、へとへとの夏でした。お寺へ務めるたくさんの人達のお陰で無事に半分以上を過ぎてきました。今日を境に、秋彼岸会、瑜祇塔竣工式、御砂踏み、除夜の鐘へと静かに行事が待っています。風邪を引いたのか、何事にも元気が出ません。朝も大変辛いです。夜中には何度も目が覚め、体が火照り、熟睡も出来ません。何でなんでしょうか? 午前中、我慢できずに大変良くして下さるお医者さんへ行きました。机の中や隣の部屋から使いかけの薬や、夕方まで元気いられる点滴をして貰いました。お陰で夜の夏仕舞い大宴会には元気おられましたが・・・また何となくしんどいです。
環境班が竹藪を整理して下さいました。徐々に雑木が整理され、まるで嵯峨野か大河内山荘の一角にいるみたいな雰囲気です。まだまだですが、竹垣を設け舗装を施し照明を点けて心の癒されるお寺としたいです。昨夜の夏仕舞いの様子です。郡上節、舞台はアルミの大鍋の底が晴れ舞台でした。
■8/23/24 木金 晴れ 相輪 瑜祇塔に納まる
私の夢にまで見た瑜祇塔の画竜点睛、5本の相輪は多くの人の思いとお世話と技術と熱意でやっと本日を迎えることが出来ました。何度も何度もお寺の山を上り下りをして葬儀やお寺の合間を縫って生涯二度と無い相輪奉戴の瞬間を眺め続けました。色々と写真をアップしますのでご笑覧を下さい。
平成24年8月23日午前5時頃 朝日に映えて 山門も開いていない境内 遙々 富山県高岡市よりようこそ来て下さいました これら相輪は二本を一本に接続しておりますが、全て古来の製法で鋳込まれ、元々はバラバラに作られていました。
ここへ来て本来の形に戻り瑜祇塔の塔頂に載ります。これら相輪の頭に人の手が触れることは余程のことがない限り、今日で地上ともお別れです。
私は、一生懸命 命を削ってこの塔に心血を傾注してきました。嬉しい気持ちと寂しい気持ちが入り混ざっていました。
これらは全て6.4mの高さがあります(私は今まで5.4mの九輪とばかりと思っていました)
いざ、天空へ、瑜祇塔四隅へ、四方四隅から天空を貫き
いつまでもお寺とこのお寺に縁を寄せて下さった皆様をお護り下さい
垂直に立てられます。大変な重量の下には柱がありません。
建物のバランスと調和を保ってこの相輪は、「塔の貴婦人」瑜祇塔の景観を醸し出します
2本目が載り始めます 高岡の銅器製造会社の社長さん、息子さん、従業員さん
建設会社の皆さん、お寺の役員、皆さん汗だくで一生懸命 携わって下さいました。
誰一人文句を言う人はいません。私の持ち場でないとか、無責任なことを言う人は私の回りにはいません。
相輪の四つの頭を私は丁寧になでてあげました。もう会えない。有り難う。護って下さい。
本当に寂しかったですが、きれいですべすべした肌は、これからの風雨を思うと可哀想でした。
翌日24日朝九時 一番大きな相輪が載ります。7.4mですありがとう、そして、さようなら・・・さようなら
四方に取り付けられた水煙にも別れのご挨拶をしました。
いざ天空へ 真澄の空はどこまでも蒼かったです
本当に、ホッとしました。 天神地神、万物の神仏に感謝を為し、ここまで健康で来られた事に感謝致します。
兵学校五省の誓いと、「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 為さぬは 己が 為さぬなりけり」
只一言。感謝です。23日には高岡の鋳物屋さんの社長さんと名古屋で慰労の粗宴を開かせて頂きました。たった2人だけの
宴会でしたが話は尽きることなくお店の看板を過ぎても話題は尽きませんでした。
24日は設計、施工会社のえらい人、現場監督、副現場監督、設備屋さん、私と6名で一席を設けました。
お酒が入ると皆さん饒舌と化し、いかに建設会社の方々が私の力になって下さったかが
よく分かりました。運の良いとはこの事と改めて感謝した次第です。まだまだ外構工事や追加工事、
竣工式典の創意工夫と気が休まらない私です。9月の秋彼岸会も間近です。
■8/22 水 晴れ 5本の相輪 富山高岡を発する
葬儀等の連絡があり早朝よりお参りに出かけました。昨日と本日は私が当直をしており夜勤の僧侶は久し振りの連休で休暇を取っています。暫くするともう一人の僧侶の連休が始まりますが・・・私の連休は何時取れるのでしょうか?横浜へ行って相談事もあるのですが中々時間が取れません。
相輪の制作会社からメールがあり、無事富山県高岡市をトラック4台で出発した写真を送信頂きました。大変お世話になった鋳物屋さん。感謝しても感謝しきれません。私は他人様に良くして頂き今日までがあると、本当に毎日感謝をしております。健康でおられるのも、私を心配して下さっている方がおみであればこそと有難く思っています。送って下さった写真をアップしますのでご覧下さい。
明朝 未明にはお寺へ着くそうです
■8/21 火 晴れ
とても暑いです。午前中はなな月参りがありお参りの方へ色々とお話しをさせて頂きました。尊厳ある終末についての実際に私が直面したお話しをさせて頂きました。生と死の生々しい実話は、確たるご意志を持したお婆さんの偽りない気持ち、それを支え見守る姉妹、回りから祈るご主人、そして神仏にそれぞれが祈り祈祷する私への思いのうつろいやすさ・・・。お参りの方は、皆さん、私の目を見てしっかりと聞き届けて下さいました。 その後、葬儀がありお参りに出かけ、お寺に帰ると色々と業者の方がお見えになっていました。
晴天の下の瑜祇塔架設現場に登り、ほぼ出来上がった様子を写真に納めました。あと何度、この架設に上れるか・・・施主である私は嬉しい気持ちと本当に寂しい気持ちであります。
この塔の愛称を自分で以前から決めていました。空の貴婦人はDC−8と言うマクダネルダグラスの旅客機、海の貴婦人は「海王丸」と言う帆船、そして塔には多宝塔、五重塔と色々ありますが塔の貴婦人は「瑜祇塔」と私は心に決めていました。今日、その私の夢みたいな、40年間も温めて育んできたお話しを初めて人に告げました。私の思いは「塔の貴婦人」がお寺のお山に燦然と輝き、多くの人達から愛され親しまれ、道を聞かれても応えられるようなお寺になりたいと思います。
お寺の中には竹藪があります。その竹林を私は大切に、環境班の人と一生懸命に手入れをしてやっときれいな竹林となりました。少し涼しくなったら、モミジ、楠、櫻、竹以外の雑木を伐採し、LEDにて照明を施し、竹垣を回して特別な時期や、自然に親しむ好日にはユッタリと自然に親しんで頂ける様に準備をしております。思う事は一杯ありますが、健康に気をつけ私の出来る事を確実に行っていきたいです。
ステップの途中から屋根裏を望む 二抜き 半繁垂木 の織りなす様子 地上 17m 付近でしょうか 米国製のライブカメラ 2台を設置して 昼夜 風景を眺められるようにします きれいな茜雲でした
■8/20 月 晴れ 富山 高岡より帰寺する
今週 23日相輪が上がる前に最後の工場での出来上がりを確認に出かけてきた。既に着色も済み運送間近の落ち着いた雰囲気の工場には、安堵の空気と、何となく穏やかな雰囲気が漂っていたように思われました。一同に揃った相輪を眺めることはこれが最後であり、高岡へは何度となく通いましたが、思い出深い鋳物屋さんには感謝の一言です。雪のちらつく高速道路、冬空に重く雲がかかった夕暮れ時の工場の玄関先、世話人会と一緒に鋳込みに行ったあの日、色々な事柄が走馬燈のように思い出されます。本当に感謝の一言です。23日を楽しみに今宵も休ませて頂きます。
■8/18 土 曇/雨
「NHK思いでのメロディー」・・・以前はお盆の頃に放映され亡父健在の頃は良く家族一同で部屋を真っ暗にして眺めていた。私は懐メロが好きで、それも相当に古いメロディーには郷愁を感じることが多いのもこの番組のお陰かも知れない。良く「住職さんは古い歌を知っていますね」っと感心されることが多いのもこの番組のせいかもしれません。私も歳をとったのか?人の心を煽るようなアップテンポのリズムに重低音を響かせ窓を閉じきったワゴン車から時折聞こえてくる音楽は、私の性には合いません。
お風呂から出てゴロリと横になったら「NHK懐かしのメロディー」が始まりました。オッこれはタイミングが良いなと思わずにこりとしました。良いね〜、心にしみるね〜と聞き惚れているのですが外ではドンドンと凄い音がしています。先ほどまでのニュースで雷雨の被害を報道していたので雷だろうと思いながらテレビを見ていても一向に雷鳴は止みません。それも一本調子の雷鳴。???ドンドン、ドン。どっつかぁーんっと凄い音がしても、雨が降って来る風でもありません、まったく。
ヒョッとすると花火? と外に出ると雷どころか刈谷市の大花う゛ぃ大会とのこと。急いで瑜祇塔工事現場の架設に登り東の空を眺めれば空の雲を赤に緑に、金銀錦と、それは凄い花火大会でした。花火大会が始まって既に時間も経っているので遅いのでもう終わるか?NHK懐メロはまだやっているが・・・・ 右に左に両手を引かれ迷いましたが花火大会が眺められる一等席、瑜祇塔架設現場の屋上へ向かいました。
凄い規模の花火大会。刈谷市内を三箇所に分けて、示し合わせて繰り広げられる花火は、見る方を飽かせることはないと思いましたが。さんざん花火を眺めて架設現場から降りてきました。お寺の僧侶の方も「刈谷市って金持ちなんですね」っと神妙な顔をして私に尋ねていました。私も同感の意を表し急いで懐メロを聴こうかと思いましたがもう寝ます。架設現場からの花火は今年が最初の最後、懐メロは来年も聴けますから・・・下の写真は花火大会の様子です。
瑜祇塔 軒裏からの豊明の夜景 花火の撮影タイミングが合いません。夜景撮影をする機会が無いので不慣れでした 架設単管に手で固定して撮しましたが・・ 上手く映りません もう止めときます。頭が痛くなりますから・・・
■8/16 木 晴れ 施餓鬼法要当日
たくさんのご参詣を戴きました。お参りに来られた方々は瑜祇塔を眺めて「立派な物が出来ましたね」と口々にご感想を述べて頂きました。私にすれば毎日見ているので初めはピント来ませんでしたが・・褒めて貰って本当に嬉しかったです。施餓鬼法要前にご葬儀があり気を急いていましたが世話人会の方々の段取りの良さで、危なげなくとてもスムーズに法要を終えることが出来ました。後片付けもあっと言う間に終えて元のお寺の静けさに戻りました。当日の様子です。無事、全てのお盆行事が終わり本当にホッとしております。
境内から眺めた瑜祇塔 女性世話人会の皆さんの白玉作り 沢山のお参りがありました 境内での様子 白玉ぜんざいのかき氷のお接待
■8/15 水 晴れ
高野山の永代墓所及び、御廟をお参りに出かけた。山頂は気温24℃、大変過ごしやすいのですがとても蒸す蒸しもしていました。お昼前に高野山を離れ一路お寺に戻りました。今夜はお通夜や精霊送りも無事済ます事が出来てホッとしております。お盆の頃のお墓鞠は遠方とは言え平成16年より毎盆に伺います。墓参も毎月、月に数度もお参りに行くことがあります。御廟ではあと僅かで瑜祇塔が完成する事を廟前に報告して感謝の心と今後の強い決心をお伝えして心静かに辞去しました。私は毎回、耳栓をもってお参りをします。集中できて、自分の声のみが耳に入ってきます。色々と思いを巡らし今日ある健康とお参りが出来た感謝の気持ちが何時も湧いています。
■8/11 土 曇/豪雨
昨年からお寺のパソコンを旧式のソフトウエアーをwindowsに更新し、改良と工夫を加えて今年の5月頃から使用を開始した。使用開始した頃は併用してDosとWindows双方にデータを入力をしていました。一週間もしないうちにWindowsへ完全移行を為し、今では無くてはならない、全てパソコンがお寺の中枢神経となっています。多くの予定や様々なデーターも整然と管理され、ヒューマンエラーを防ぐための工夫や配慮が隅々にまで行き渡り、本当に今年の夏は大変に楽をさせて頂いております。加えて情報管理にはソフト会社のシステム保護が大変厳しく、個人的なアプリケーションソフトなぞ、素人がインストールすると忽ちにおかしな事をしたパソコンが止まってしまいます。
便利になればなるほどに、使用者側の能力やルールを整然と求められるネットワークがお寺の今のパソコン環境となっています。明日も葬儀や予定が多く緊張の一日を過ごす予定です。あと二週間ほどしたら相輪が載ります。毎日を大変充実して過ごさせて頂いております。本当に感謝の一語です。
■8/7 火 晴 予定多き一日
お盆参りが本日から始まりました。朝から遠方の方をお参りに出かけていました。葬儀も二件あって時間に注意しながら、交通事故にも細心の心配りをして一日を終えました。明日もお通夜があり気持ちも緊張します。毎日暑いです。他の僧侶もお参りに伺わせていただき事故もなく一にを終えさせて頂きました。夕刻、お寺の評議委員の方がお見えになって頂き瑜祇塔工事現場を一緒に歩きました。夕刻から午後八時頃まで色々と来訪の方がありやっと今、パソコンに向かっています。明日も予定が多いですが何も無く、無事に一日を終えたいです。感謝の一言です。
西日に照らされる本体 亀腹の様子を見る元ゼネコン所長(当寺評議委員さん) 足場が取れたら怖くて上れないと思います(地上17m) あと少しで相輪がのります
■8/4 土 晴
とても暑いです。夜、ドンドンと花火の音が近くから聞こえます。瑜祇塔の仮設足場に登り夜景を望めば、豊田、岡崎、安城、刈谷、瀬戸、港、豊明、遙か彼方の岐阜と合計8箇所の花火大会を眺めることが出来ました。まさか、こんなにたくさんの花火大会が眼下に眺められるなんて思ってもいませんでした。巨大な花火が夜空を照らし、様々な色合いがその美しさを競っていました。一番見事な花火は豊田の花火でした。その次は安城か岡崎かでした。名古屋港の花火もよく見えました。世話人さんには何時もお世話になっているのでこの場所から、皆さん揃ってみてもらえればと思いましたが暗い足場を昇ったりは多分出来ないだろうが、本当に皆さんと眺めて夜風に吹かれてみたいと思いました。もうこれでこの場所からの花火を眺めることは今後無いと思います。でもお寺の歴代住職さんも母も父も眺めることの無かった場所から、きれいなお月様と花火を一生の思いでとして心に深く刻み、一歩一歩踏みしめて架設階段を降りてきました。
午前中から思わぬ多数の来寺を頂き、私の予定も大変忙しいものとなりました。午後からも予定が多く、夕方やっとホッと一息点けることが出来ました。雨が降らないので櫻が心配です。そして、貯水槽の水も段々と減ってきました。ざーっと雨が一度降ってくれると山頂駐車場の水が一箇所に注がれるので水遣りの心配も経るのですが・・・・。竣工式典の準備を本日から開始しました。暑い夏は未だ未だ続きそうです。今夜も、これで休ませて頂きます。感謝の一日でした。
■8/1 水 晴
お盆の行事にお寺の雰囲気がガラリと変わり、お参り先の確認や初盆のお参り、施餓鬼の受付等が慌ただしくなってきました。加えて永代供養の問い合わせや受付があり私の仕事のパートもありますので、注意深く過ごさなくてはなりません。所詮私が、最大の責任者ですので、最初の入口から最後迄キチンと目を通すことがとても大切です。こんな暑い中でもクールなお話しがありました。
余程急いでいたのか?、車のワイパーの部分に眼鏡と眼鏡ケースを置きっぱなしにして車を走らせてしまいました。高速道路の或る所で急に何かがフロントグラスの前を勢い良く飛んでいきました。仕舞った、サングラスを置きっぱなしにしていたことを思い出しました。後続の車は次々と数珠のように連なっていたのでもうあきらめました。寺へ帰り名古屋市道路公団へ電話をして不注意で眼鏡を飛ばしてしまったことと、ゴミを出したことを電話しました。高い眼鏡だったのでガッカリしていて数時間後。道路公団より電話があり「眼鏡ケースが見つかりました」と信じられないご返事に、ホットでガックリの雰囲気が、これまたガラリと変わり、クールなお話しに替わりました。
今日は、檀家になりたいという人や永代供養のこと、葬儀のこと、お盆のお参り依頼や色々なお願い事をたくさん伺いました。昨年の私でしたら、全てを抱え込んでイライラしながらお盆の失敗を為さないよう腐心をしておりましたが・・・今年は薬王寺今川ご住職のお力添えを頂き本当にホッとした、冗談も言える豊かな時間を過ごしております。さて、瑜祇塔もあと少しで外装も終わり、細かな意匠の飾り物がを取り付けるまでになってきております。芳金金具も本日から取り付けられ始め、正に偉容に相応しい姿が現れ始めてきております。架設階段を上がる度に、まだか未だかで天を仰いでいましたが、瑜祇塔の偉容が少しずつ見え始めてくると、熱いものと同時に、この現場の風景をあと何度眺めることが出来るのだろう?と思うと、例えようのない寂しさが私の体の中を、無慈悲に突き抜けていきます。苦しかったことや、切羽詰まったこと、思い悩んで毎晩寝返りを打ったことも夢のような思いになります。全て、私を信用して支えて下さった世話人さん、役員さん、友人、知人、業者、建設会社等、感謝をしてもしきれない、多くのご縁を頂き、あと少しの所までに来ています。感謝の一言です。
夕刻、延び延びになっていた診察に出かけました。数値も体重も減り、自重している努力が数値に表れてとても嬉しかったです。もっと精進して減量に成功をして薬も飲まなくても良いようにしたいです。お医者さんや、コーティネーターの方に感謝をしなければなりません。特にコーディネーターの方の助言や励ましを感謝します。